どこまでも、純粋に映画だった。「淵に立つ」

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映画のひとつの側面としてエンタテインメント性がある。人を楽しませたり、笑わせたり、泣かせたり、クールだと思わせたりすること、それは映画に期待されるひとつの側面だ。そしてエンタテインメント性の担保のために装飾をする。それはときにファンタジー的世界観であったり、最後に謎が明かされるミステリィ的展開であったり、正義が悪を倒すカタルシスであったりする。「シン・ゴジラ」だったら、たとえそれまでの話を全くわからなくても最後のヤシオリ作戦は面白いと思えるように作られているし、「君の名は。」もハッピーエンドで終わる。スーパーマンは負けないし、スパイダーマンは世界を救う。

でもそうした装飾がなければ映画って作れないものなのか?

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何がどうしてこんなにも悲しいんだろう, 映画「ブエノスアイレス」

Introduction

風邪をひいていてしばらく更新が滞っていました. 病気だとそもそも映画を楽しもうという気にもならないので, あまり見てさえいなかったわけですが, そんな中で 2 本くらい見た中で, 「これについては一応書いたほうがいいかな……」なんて思ったのがこのブエノスアイレス.

なぜかわからないけれど, どうしようもなく悲しいお話.

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本気で恋をすること 「ある天文学者の恋文」

邦題が本当にアレだけど, 映画はすごくよかった.

Introduction

この映画, 一度だけ Twitter で話題にしたんですよね. #女性映画が日本に来るとこうなる というハッシュタグが流行った少しあとくらい時期でした.

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罪からの解放 映画「聲の形」

私情を伴ったまえがき

思っていたより普遍的なテーマを扱う映画だったが, 誤解されやすい気もする.

この映画は間違いなく「贖罪」((あるいは石田が過去の責任をとる話と言い換えてもよい.))の映画だ. 過去に自分が犯した罪を認め, 反省し, その態度を示すこと. 誰にでもできそうで, 案外誰にもできないこと. 主人公の石田はそれをやってのけた. しかし彼にも偶然はある. たまたま西宮本人, 佐原, 上野といった面々それぞれが生きていること, そして長束と馬渕といった客観的な, そして石田に好意的な友人がいたこと……これらはすごく大きな要素だ. そして最後彼は罪から解放され, 前を向けるようになる. 人の顔を見られるようになる.

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良くて悪くて悪い感じの「いつもの」アメコミの実写化 「スーサイド・スクワッド」

何も情報量がない感想なら簡単に言える, 例えば「一生ハーレ・クインのケツでも見てろ」とかね. でも, 情報をもたせようとすると途端に困ってしまうんだ. いや, だって面白いのか面白くないのか, 僕が何を書きたいのか, 書くべきなのか, なんにも判断ができないんだ.

これは困った. 困りすぎて半日記事を書き出すことさえできなかった. ていうかこの文章を入力している現時点で書き終えられる気がしない.((書いているうちに, 脚本にそもそも問題があるということに気づけたのでなんとかなったが, しかし今回は結構書くの大変な記事になった. 何かを否定するのはとても難しい, 僕には簡単じゃないことだよ.)).

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一体誰にハマるのか全然わからないけれど, 俺得ではあった. ~planetarian~

映画としての質が良いかなんてどうでもいいから好きって話.

Introduction

さーて, 今回は少しハイテンションでお送りします. 以前から僕のことを知っている人であれば, 僕のこの 9 月の本命は「スーサイド・スクワッド」とかいうかなり危ない雰囲気の漂う実写映画だってのはご存知かもしれません. 本命でいきなりこのブログの新作記事トップを飾るというのも考えたのですが, 暇だったのと気になったのでこの planetarian, 見に行ってみたわけですよ.

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15 年前の自分と今の自分はどうも大して変わっていないのかもしれない~千と千尋の神隠し~

私情の伴ったまえがき

15 年. 僕がこの「千と千尋の神隠し」を初めて見てから 2 回目に見るまでにかかった時間である. 当時の僕といえば小学校 2 年生であり, 夏休みに何かの企画で映画館に見に行った記憶がある((地域の子ども会がなんか絡んでいたような気がする)). どこかに書いた気がするけれど, 小学校 2 年生当時の僕の感想といえば「怖い」以外には何も思い出せない. 今でもそうだが, 当時はもっとビビリで怖がりだった僕は両親が豚になってしまうシーンが尋常じゃなく怖かった.

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オトコノコの心を惹きつける21世紀のSFアニメ PSYCHO-PASS

雑で長いまえがき

PSYCHO-PASS, というアニメをみた. このブログは映画ブログとしてやっていこうと思うなどといいながら, いきなりテレビシリーズのアニメの感想を書くことになるとは, 僕も思っていなかった.

しかしそんなことはどうでもいい((一応映画に限らず映像作品に関してはこのブログに感想を記述することにした. 細かいルールはあるが, 読者が気にしなければならないことはないだろう.)). 面白いものは面白い. 僕は面白いものを紹介したいと書いたし, その言葉に嘘はない.

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